〔2023/06/04掲載〕 国が設置する「再構築協議会」の運営方針(案) 「再構築協議会」の設置対象 輸送密度4千人未満とし、 輸送密度千人未満の区間は「対策が急務」とする 「対策が急務」な区間の協議を先行 沿線自治体から自発的な動きがない場合、 国が自治体に協議会の設置を要請する 制度開始:令和5年10月1日(予定) 協議期間:3年以内 真摯な協議が続いている場合は延長もあり得る 出典:中国新聞デジタル(2023/06/03 10:02配信) 関連法の一部改正案・可決・成立(2023/04/21) 改正案の概要 令和5年度 共創モデル実証プロジェクト 公募開始 (~6/20 16時、国土交通省) 同上の令和4年度の事例:福島県石川町 等(計15件) (記事転載省略)
令和4年夏 (1) 国の方針(2022/07) ① 「廃止ありき」「存続ありき」(の)前提を置かずに協議する ② 協議開始後、最長でも3年以内に、決定すべき ③ 鉄道は、大量輸送、速達性及び定時性に優れた交通機関である ④ イベント時等を除いた平常時の乗客数 他 出典:「地方の将来と利用者の視点に立ったローカル鉄道の在り方に関する提言」令和4年7月 店主追記:世間で話題の「上下分離方式」採用のためには、法整備を要す (2) JR東日本(2022/7/28) (3) 東北六県知事のコメント(抜粋) ① 福島県知事 それぞれの地域によって実情は異なると思います。その地域、地元自治 体や、地域住民の皆さんの思いを尊重しつつ、鉄道事業者などと真剣に議 論を重ねていくことが、今は必要になっていると受け止めています
《内堀福島県知事、令和4年7月25日 定例記者会見、福島県ホームページより抜粋》 ② 山形県知事 JRや市町村と連携しながら、地域住民の利用拡大や観光等による交流 人口の拡大など、様々な面から取組を進めてまいります 《山形県知事、令和4年7月28日 知事コメント、山形県ホームページより抜粋》 ③ 宮城県知事 JR東日本から要請されれば、バス転換や鉄道存続策を含む協議に応じ る考えを示した 《村井宮城県知事、令和4年8月1日 定例記者会見、同2日河北新報(電子版)より抜粋》 ④ 岩手県知事 岩手県も三陸鉄道とIGR(いわて銀河鉄道。筆者追記)というところの経 営に関与しておりますけれども、赤字だからとか経営が苦しいから直ちに 鉄道をやめるというような考え方は全然していませんので、鉄道をやって いる方々であれば、赤字や経営の厳しさイコール廃線ではないことは共有 されていると思います 《達増岩手県知事、令和4年8月1日 知事会見、岩手県ホームページより抜粋》 ⑤ 青森県知事 国やJRから情報取集をするとともに、関係する市町村とも連携し、 必要な取り組みを進めていく 《三村青森県知事、令和4年8月3日 定例会見、ABA青森朝日放送(電子版)より抜粋》 ⑥ 秋田県知事 人口が縮小し、持ちこたえていくのは無理。バスの代行輸送はやむを得 ず、それもできないところをどうするか個別の検討が必要だ 《佐竹秋田県知事、令和4年8月9日 定例記者会見、河北新報(電子版)より抜粋》 (ページのトップに戻る) |